手紙なしの、バトル回。
もう人を殺せない、殺したくなくなってしまったヴァイオレットが、はじめてピンチに陥る。
そこへ助けに入るのは、ギルベルトの兄、ディートフリート・ブーゲンビリア。
ディートフリートは、なぜかヴァイオレットを目の敵にしていたわけだが、その理由が明らかになった。
「だからギルベルトも守れなかったんだ!お前がギルを殺したんだ。だからお前も死んでしまえ!」
お門違いも甚だしい。
ほぼ完璧とも思える脚本で展開されてきた本作だが、このセリフにはかなりの違和感があった。
ディートフリートがこんなにヴァイオレットを憎むためには、もう少し理由がほしいと思うのだが、原作もこうなのだろうか?
記憶の中では、ヴァイオレットをギルベルトに渡したのはディートフリートだったはず。はっきりいって自業自得ともいえるのに、ヴァイオレットを憎んでいる理由が、ちょっと理解できなかった。
来週は最終回?おそらく、ギルベルトの消息が明らかになるんだろうけど・・・
どのように幕を引くのか、今から興味津々である。