このアニメにしては低調なエピソードだったと思うのである。
このアニメのいいところというと、魅力的な女の子のキャラクター、思春期症候群の「症状」、そして咲太のセクハラまがいの言動、というところは異論がないところだと思う。
まず、この豊浜のどかというキャラクターは、麻衣先輩、古賀ちゃん、双葉に比べると、魅力に乏しい。
とにかく、ずーっとぐずぐずといじけているという印象がある。
また、思春期症候群からの立ち直り方もよろしくない。
これまでの3人については、
咲太のために消えることを選んだ麻衣先輩、
失恋を大泣きしながら受け入れた古賀ちゃん、
勇気を振り絞ってもう一人の自分に電話をかけた双葉、
誰もが自分で一歩踏み出した感じがある。
しかし、(手紙はのどかが出したものとは言え)のどかは結局麻衣先輩と咲太に助けられただけだ。
思春期症候群が治癒する瞬間も、ちょっと弱い。
目の前から消失した双葉のケースの直後だけに、インパクトに欠ける。
咲太の発言も、今回はかなりおとなしかった。
原作も、こんな感じなのだろうか。
もしかしたら、尺に収めるために、改変されているとか・・・?
次回は波乱含み。
また、盛り上がってくれるだろうか。
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