TVアニメ『最果てのパラディン』は、柳野かなたに氏よる小説のアニメ化作品である。
メディアミックスとして、2017年9月25日よりWebコミック誌『コミックガルド』で奥橋睦氏によるコミカライズ版が連載されている。
異世界転生し、目覚めてみたらなぜかアンデッドに育てられていた、というのは珍しい展開だ。
「進化の実~」のような、典型的な異世界転生ものと比べると工夫がみられるので、やや好感が持てる。
魔法の解釈など、世界観が独特なのも面白い。
問題は、第1話のクライマックスシーン。
主人公が食べていたパンは、マリーが体を焼かれながら祈りを捧げた代償で得たものだった。
マリーの献身的な行動で「さあ、視聴者のみなさん感動してください」ということなんだろうけど、正直ピンとこなかった。
最初は、自分の体から火を出して、パンを焼いているのかと思ったし。
原作も同じような展開なのだろうか。
機会があったら読んでみたい。