TVアニメ「阿波連さんははかれない」が、無事最終回を迎えた。
感想を一言でいうと、「確かな満足」。
その理由は、クオリティの高い作画、効果的な演出、声優さん達の抜群の演技などなど、色々ある。その中でも、特に良かったのは、内容とタイトルの親和性だ。
距離感がはかれないという、かなりニッチなテーマに沿って、毎回シュールなギャグを繰り出してくるだけでもすごいんだけど、最終回では、その「はかれない」設定をうまく使い、感動的な告白シーンにもって行った展開が素晴らしい。
SNSでは「タイトル回収」と茶化されるようなことがあるし、タイトル軽視のような作品が少なくないけれど、タイトルと内容が合っているということは、アニメにとって重要なことではなかろうか。
大変綺麗にまとまったこの作品だけど、阿波連さんとライドウくんのコンビは、まだまだ見ていたい。
原作はまだストックがあるようだし、2期の制作に期待する。