TVアニメ『異世界迷宮でハーレムを』は、蘇我捨恥氏によるオンライン小説のアニメ化作品である。
また、氷樹一世氏によるコミカライズ作品が『月刊少年エース』で連載されている。
ストーリーは、現代の日本人が、ゲームの中と思しき異世界に転生する、典型的な異世界転生ものだ。
ただし、この作品は、星の数ほど量産される異世界アニメの中で、トップクラスの人気を誇っている。
異世界アニメで、他のアニメと差別化を図るためには、他の作品にはないオリジナリティを持つ必要がある。しかし、これがなかなか難しい。だいたいのアイディアは出尽くしており、新しい要素を入れていくことは難しい。
しかし、マンガやアニメには、それを採用することで、手っ取り早く、間違いなく人気を取れる、禁じ手に近い強い要素がある。
それはエロだ。
エロは強い。上手く使えば、絶対に人気が出る。
しかし、多くの作品は、それを採用しない。性的な表現は、色々と問題が出やすいからである。
そんな中、この「異世界迷宮でハーレムを」はやりきっている。氷樹一世氏によるコミカライズの超絶作画によるエロシーンは一見の価値がある。未読の方には、ぜひコミックスをみていただきたい。
さて、アニメの第1話だが、なかなかの出来であった。特に、ロクサーヌの作画のこだわりっぷりが良い意味で異常だ。
おそらく、アニメでは例のシーンを全て表現できないだろう。でも、マンガのあのクオリティの絵が動くんだったら、ブルーレイ買ってもいいな。