深夜のランダム・ウォーク

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惑星のさみだれ 第1話 感想 鬼門を打ち破れるか



 TVアニメ『惑星のさみだれ』(ほしのさみだれ、Hoshi no Samidare)は、水上悟志氏による同名マンガのアニメ化作品である。

 

 アニメ化作品には、いくつかの鬼門が存在する。そのうちのひとつが、「古い原作は面白いアニメになりにくい」というものだ。

 

 古い原作は、当然だが色々と古い。今のセンスからすると笑えなかったり、共感できなったり、すでに同じような作品がアニメ化されていたりで、とにかくつまらないアニメになってしまうことが多い。 

 

 そして、この『惑星のさみだれ』の連載がはじまったのは、「ヤングキングアワーズ』2005年6月号。今から17年も前だ。

 

 しかし、密かにこのアニメ化には期待している。

 

 「惑星のさみだれ」は、問答無用で面白い。今やってもそんなに古さは感じさせないかもしれない。

 作画と演出さえしっかりしてくれれば、きっと面白いものになる可能性は十分にある。

 

 第1話は、悪くなかった。この勢いとクオリティのまま、なんとかあの感動的なラストまで描ききってほしいものだ。