深夜のランダム・ウォーク

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ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん 第1話 感想 1点除けば

 TVアニメ『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』は、恵ノ島すず氏による同名小説のアニメ化作品である。

 

 

 コミカライズも発売中。amazonでの評価は、現在1768件、うち88%が★5つという人気作品である。

 

 

 ストーリーは、主人公遠藤くんと小林さんの声が、なぜかゲームのキャラクターに届いてしまい、それを利用して、リーゼロッテの破滅を防ごうとするものだ。

 

 判で押したような、異世界や悪役令嬢を題材とした作品が多い中、これはなかなか新鮮なストーリーといえよう。

 

 アニメの第1話は、小説とコミカライズから、大きく変えてきているようだ。

 

 小説とコミカライズもけっこう構成が違うのだが、個人的にはコミカライズがわかりやすいと思う。コミカライズでは、リーゼロッテの性格のうち、「ツン」の部分を強調しているからだ。

 

 アニメでは、そのへんがちょっと薄いので、リーゼロッテの反応に対する王子のリアクションの感動も薄れているように思えてしまう。

 

 そのへんを除けば、第1話は良い感じであった。花澤香菜さんの、はじけるような演技も素晴らしい。

 

 作画も良いし、演出も悪くない。原作は第1話ぐらいしか読んで無いので、これからの展開が楽しみである。