TVアニメ『江戸前エルフ』は、樋口彰彦氏による漫画のアニメ化作品である。
作画はかなり良い感じ。
でも、脚本と、絵コンテがイマイチかな・・・。
例えば、最初のこのシーン。
エルフさんは、膝にVRを抱えてうずうずしている。
こんなの、すぐに付けてしまうって分かってしまうから、この画は逆効果だ。
当然、漫画では、そんな画は描いていない。
次に、小糸がブランド物のバッグを見せびらかすシーン。
これも脚本がおかしい。
この流れだと、小糸がブランド物好きっていう、悪いイメージがついてしまう。
原作だと、大人っぽくなりたいから、背伸びしたって感じに描かれている。
なんでこんな改変を行ったか謎だ。
制作会社のC2Cさんは、原作を改変したい派だ。しかも、悪い方向に行くことが多い。
「転生したら剣でした」も下手に改変して面白くなくなっていた。
そして、原作の第1話にもあんまり感心しない。小糸が小さい頃に憧れたエルフって、どうみてもエルダだし。なんのひねりも無い展開なので、こちらとしてはだからどうしたという感想しかない。
というわけで、これはあんまり見る必要が無いかも。
とりあえず録画はしておいて、暇があったらみるかもしれない。