第3話は、序盤の山場だ。
しおりさんが、一郎への恋心を自覚する。
全体的に、抑揚が少ないこのアニメの中で、ここを感動的に仕上げられるかどうかが、アニメ「おとなりに銀河」の価値を決めるといってもいい。
原作を読んで、このシーンのことを知っていたので、どんな演出がされるか、楽しみにしていた。
しかし、感想としては、見せ方がイマイチだった。
しおりさんが、「好き」というあたりの間とか、表情とか、目の輝きとか、恥ずかしそうに去っていくしおりさんの可愛いところとか、原作の感動を伝えきれていないような気がした。
ただ、「獅子の剣士」を含まらせたところは、力が入っていて良かった。