素晴らしかった。
元々、推理小説ファンなので、多少ハードルを上げて観てしまう。それでも、ここまでの物語の展開と謎解きは実に質が高く納得できるもので、もう素晴らしいというほかは無い。
加えて、謎解きのシーンでは、存在感たっぷりの黒沢ともよさんの演技が素晴らしすぎる。
作画の質も高いし、センスあふれる構図も抜群だ。
味となっている生首ジョークも良かったし、最後のゴダールネタにも大笑いしてしまった。
一つだけ気になったのは、ラウール君の粛清の表現か。
この雰囲気だったら、もっと残酷にやっても良かったかもしれない。
という細かいところは気になったものの、ホント面白かった。
今後にもすごく期待できそう。