TVアニメ『ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜』は、餅月望氏による小説のアニメ化作品である。
これも、ちょっと楽しみにしていた。断頭台で処刑された姫が、なぜか記憶をもったまま過去に戻って蘇り、自分が処刑されないように奮闘するという物語だ。
面白いのは、ミーアはとにかく自分が助かりたい一心で行動するにも関わらず、周りの人間は、ちょっと勘違いしてミーアの信者になっていくアンジャッシュなところである。
さて、アニメの方は、画は悪くないんだけど、絵コンテや演出が今ひとつセンスを感じない。
例えば、ミーアが断頭台にかけられるシーンで、なぜか剣を抜くシーンが描かれた。
おそらくはその剣でロープを斬り、断頭台が落下してミーアの首がはねられたということなんだろう。しかし、これを観た視聴者は、たいていが「断頭台なのに、剣で首をはねるのか?」と勘違いしたはずだ。
そのほかでも、それは違うのでは、という作画が多かった。アニメ化スタッフさん、大丈夫かな。ちょっと時間が無いところで作画してたりするんだろうか。
話は面白いので、それをスポイルしないような作画が行われているように祈るばかりである。
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