(あらすじ)地元グルメや温泉の誘惑に勝ったり負けたりしながら、なんとかキャンプ場に辿り着いたなでしこたち。さっそくテントを立て、焚火を起こし、キレイな景色を見ながら煮込みカレーに舌つづみ。長野へ向かったリンは、高ボッチ高原でスープパスタ作りに挑戦。カレーめんとは一味違う手作りごはんの美味しさを堪能した。すっかり夜も更けて、寝る前にリンとメールをしていたなでしこは、リンに夜景を見せようとテントを抜け出して……。
いや、良かった。
温泉にモトラドに飯テロに、もちろんキャンプのレア知識なんかもあって、内容が盛り沢山。ぼっちキャンプと三人キャンプの対比も面白かったし、なんかもう色々と完璧。
ラストでなでしことりんが写真をスマホで送り合うシーンのなんと尊いことか。
昔、なんかのドラマで、女性が男性に「人を好きになるってどういうことですか・・・?」みたいなことを聞くんだけど、男性の方が、「キレイな景色をみたときに、いっしょにみたいと思うことかな」とかいうセリフを思い出した。
夜景の作画も非常に良かった。このへんは、小説やマンガでは絶対に出せない効果で、アニメ化した意義があったというものだ。
ちょっと、とある大ヒット映画を思い出すけど、なかなか感動的であった。
スマホであんな綺麗に夜景は撮れない、なんてツッコミは、野暮というものじゃないかね?