初芽の正体を探ろうとするテレジア。
そのへんの事情はわからず、師匠との距離に戸惑う五恵。
その一方で、活発に動く魍魎。
最初から知っていたのか、自分が月影であることをテレジアに告げる初芽。
このあたりは、上手く話が展開されていて、なかなかおもしろい。
そして、なぜかヤクザに殴り込みをかける五恵。
この展開の理由が示されなかったのは少々残念。
それにしても、このアクションシーンは、かなりクオリティが高かった。
特に良かったのがこのシーン。
作画では、ワイヤーでヤクザの首をしめつつ投げた瞬間、ヤクザの顔をアップにしてから天井を写した。
この一連の流れにより、視聴者の視線をアニメの中のヤクザの視線に移し、あたかも視聴者自身が投げられたかのような演出だった。
第1話からここまでは、ちょっと不自然な感じが漂っていたが、今回は明らかに「質」が異なっている。
作画の担当者でも変わったのだろうか。
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そして、実は一番強かったという五恵。
最終的には、初芽の言葉で自我を取り戻す五恵。
この展開自体は悪くない。
ただ、個人的には、主人公であるモモに、一矢報いてほしかった。
五恵の攻撃で師匠の雪がピンチになりかけたところにモモが割って入り、主人公たる潜在能力の片鱗をみせて五恵を一歩でも下がらせたら、胸熱の展開ではないか。
結局、通信機による呼びかけのシーンは、まったく無駄だったし。
水着で目立ってたから、まぁよいか。
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