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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第13話 【最終回】感想

 最終回は、自分の好みに合わなかった。

 

まずは、牧之原 翔子の「謎」が消化不良で終わってしまったことが残念。

アニメで完結せず、残りは映画館で、という手法は、あまり好みではない。

ただ、アニメの制作会社は収益をあげていかなければならないので、しょうがないとは理解している。

  

それはまだいいとして、今回は、登場人物、特に主役の咲太と先輩の行動原理が不自然だと思った。

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「かえで」ちゃんが消えてしまい、落ち込み、絶叫する咲太。

 

この心境に、どうしても共感できなかった。

確かに、この2年間の咲太の努力や、「思春期症候群」中のかえでちゃんが消えてしまったことはショックだろう。

 

ただ、思春期症候群が癒えて、「かえで」ちゃんが消えてしまったのは、これは「かえで」ちゃんが努力した成果だ。

それなのに、咲太がこんなに取り乱す必要があっただろうか。

 

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それと、牧之原 翔子さんの手紙をみて、麻衣先輩は帰ってしまうのだが、これも解せない。

麻衣先輩は、咲太が(理由はともかく)憔悴しきっていることに気がついていたはず。

これまでの麻衣先輩なら、そこはぐっと飲み込んで、咲太をいたわったのではなかろうか。

 

 

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ラストのこれもよくわからない。

つねるのはいいとしても、そこからキスシーンに行くべきではないか・・・?

口同士のキスはまだかもしれないが、ほっぺにキスをするぐらいの仲にはなっているだろう。

高校生の彼氏が、なけなしの金をはたいて新幹線に乗って、金沢まで来たというのに、この仕打は麻衣先輩らしくないように思える。

 

総評。

 

第1話から双葉の章までは、今年1位に上げていいぐらい面白かった。

しかし、「豊浜 のどか」と「かえで」ちゃんの章は、平均以下といった感じだ。

 

双葉のあたりまでは、映画を見に行こうかと思っていたが、終盤の展開をみる限りでは、はたして見に行く価値があるかどうか?

 

 

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