最終回は、自分の好みに合わなかった。
まずは、牧之原 翔子の「謎」が消化不良で終わってしまったことが残念。
アニメで完結せず、残りは映画館で、という手法は、あまり好みではない。
ただ、アニメの制作会社は収益をあげていかなければならないので、しょうがないとは理解している。
それはまだいいとして、今回は、登場人物、特に主役の咲太と先輩の行動原理が不自然だと思った。

「かえで」ちゃんが消えてしまい、落ち込み、絶叫する咲太。
この心境に、どうしても共感できなかった。
確かに、この2年間の咲太の努力や、「思春期症候群」中のかえでちゃんが消えてしまったことはショックだろう。
ただ、思春期症候群が癒えて、「かえで」ちゃんが消えてしまったのは、これは「かえで」ちゃんが努力した成果だ。
それなのに、咲太がこんなに取り乱す必要があっただろうか。
それと、牧之原 翔子さんの手紙をみて、麻衣先輩は帰ってしまうのだが、これも解せない。
麻衣先輩は、咲太が(理由はともかく)憔悴しきっていることに気がついていたはず。
これまでの麻衣先輩なら、そこはぐっと飲み込んで、咲太をいたわったのではなかろうか。

ラストのこれもよくわからない。
つねるのはいいとしても、そこからキスシーンに行くべきではないか・・・?
口同士のキスはまだかもしれないが、ほっぺにキスをするぐらいの仲にはなっているだろう。
高校生の彼氏が、なけなしの金をはたいて新幹線に乗って、金沢まで来たというのに、この仕打は麻衣先輩らしくないように思える。
総評。
第1話から双葉の章までは、今年1位に上げていいぐらい面白かった。
しかし、「豊浜 のどか」と「かえで」ちゃんの章は、平均以下といった感じだ。
双葉のあたりまでは、映画を見に行こうかと思っていたが、終盤の展開をみる限りでは、はたして見に行く価値があるかどうか?
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