微妙なデザインの戦闘マシンだな、と思っていたのだが、目の前で繰り広げられる超絶戦闘シーンに目を奪われてしまった。
ただ早く動かすだけでは意味がなく、ちゃんと何をやっているか、ぎりぎりのところでスピード感を出しているところが素晴らしい。
さすがはA-1ピクチャーズ。他の制作会社とは一線を画する作画技術だ。
脚本もかなり良い感じ。
タイトルの「エイティシックス」が重要な意味を持ってきたし、ストーリーは独特の世界観をナレーションなしに説明できている。
登場人物たちの会話もいいセリフが多く、脚本家や原作者のセンスを感じる。
脚本や作画がしっかりしているからこそ、エイティシックス達と、彼らを想っているようで何もわかっていないレーナとの温度差が凄まじく感じられ、(いい意味で)辛い。
はたして、この物語の行き着く先は、悲劇か、それともハッピーエンドか。俄然気になってきた。