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世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 第7話 感想 あまり感心しない

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うーん。

 

タルトが加わったところまでは良かったが、それ以降急につまらなくなった。

 
理由は2つ。
 
ひとつはテーマの暗殺者から外れ気味なこと。
 
もうひとつは、出してくるエピソードが、これまであった異世界アニメや漫画の焼き直しということだ。
 
今回、店を任されたルーグは、乳液で店の立て直しを図る。
 
それは、暗殺者ってテーマから外れてやしないか。
人殺しで生涯を終えたはずの転生者が、乳液について詳しいのは不自然すぎる。
 
異世界薬局みたいに、前世が医者で、化粧品についても薬の知識があったから詳しい、というのならまだ分かるけど。
 
 
 
 ついでに、ハーレムな展開にも軽くイラっとする。
 
 「回復術士」は、主人公がそういうキャラクターだったから不自然さはなかったが、「暗殺者」では、物語冒頭で示された転生者の性格とは大きく違っているようにみえる。
 
 ついでに、女の子二人を横に、完全に寝入ってしまうというのも常に死と隣り合わせの暗殺者としてどうなのか。
 
 こちらとしては、勇者暗殺に向けてのエピソードに期待してしまうんだけど、どうも脱線が大きすぎるように思える。
 

 これって、本当に原作にあるんだろうか?

 もしかしたら付焼刃のアニオリじゃないのか。
 

 

  などと思いつつ、原作を読んでみたら、アニメとはずいぶん印象が変わってみえた。というか、全然悪くない。

 ちゃんと、ルーグが化粧品に詳しいのかも示されていたし。

 

 どうやら、アニメの方の脚本に問題がありそうだ。