第1話あたりは低調な感じがしていたけど、ここへきて盛り上がってきた。
主人公とヒロインは存在感を増しているし、二人の距離が徐々に近づいているのが良い感じ。
作画も少し硬さがあるけど安定感あるし、アクションシーンの動きもなかなかのもの。
特に、兵馬が建物の中を突っ切るシーンは、原作のアイディアも良いし、作画も良いしで、思わず「おお」とかいう感嘆の声が出てしまった。
人と物、狭間に立つのは付喪神。付喪神をあの世に帰す事を生業とする塞眼の青年・兵馬と六人の付喪神に護られ暮らす少女・ぼたん。千年の都・京都で二人は出逢い、理解り合う。その二人に、立ち塞がるは… 兵馬の同族・京都塞眼・門守一族。宿命に翻弄される二人の運命の行方は…。物が宿すは人の心。絆と恋の付喪ノ語り、距離が縮まる第三巻。
もののがたり 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
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個人的には、ものすごく真面目に作ってある感じがして好感が持てる作品だ。
ただ、あんまり一般受けはしないかもなぁ、なんてことも思ったりする。