深夜のランダム・ウォーク

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てんぷる 第1話 感想 珍しいキャスティングミス

 

 テレビアニメ「てんぷる」は、吉岡公威氏によるマンガのアニメ化作品である。

 

 吉岡公威氏というと、「ぐらんぶる」が有名だ。漫画は、何度読んでも面白い。これもアニメ化され、わりと良作だった記憶がある。

 

 さて、てんぷるの第1話をみて真っ先に感じたのは、主人公のキャラクター性と、声優さんの声が合っていないということだ。

 

 作画は良いんだけど、赤坂柾之さんの声がするたびに、ちょっとげんなりしてしまう。

 

 キャラクターと声優の声が合っていないアニメはたまにある。

 

 そういうのは、だいたいが事務所のごりおしで、声優はやったことない俳優を使ったり、歌は上手いけど声優はやったことない歌手を使ったりする場合が多い。

 

 これに対し、「てんぷる」は珍しいパターンだ。

 

 赤坂柾之さんは実績あるし演技も上手。赤坂柾之さんの事務所にも力は無さそうで、変な力が働いたというわけでも無いようだ。

 

 もう一度言うけど、演技は上手。しかし、どう聞いても、主人公のキャラクター性と、声優さんの声が合っていない。

 

 何がアニメ化スタッフの琴線に触れたのか分からない。おそらくは、宮崎駿監督のように、一般的なものとは異なるセンスをもつ人間が、赤坂柾之さんをゴリ押ししたのではないか、と憶測する。

 

 ちなみに、はっきり言ってしまうと、「てんぷる」の原作は、ぐらんぶるのような面白さは無かった。

 

 ぐらんぶるは、はちゃめちゃな大学生活の中にお色気があるという感じだったけれど、てんぷるは、安いラッキースケベの連続。

 

 個人的に、こういう話は好かない。というわけで、これはもう観る必要は無さそうだな。