今回も面白かった。30分がずっと楽しいアニメだ。
振り返ってみると、わりとよくある話なのだが、不思議にそんなことを感じないのはなぜだろう。
レム、シェラのダブルヒロインは、そりゃあ可愛いけど、他のアニメでもこういうキャラクターはいっぱいいる。
ディアブロも、最強の力を持っているという一方で、魔王言葉意外では普通に話せず、さらに女の子に不慣れという欠点のようなものを持っているが、それもどこかでありそうなキャラクターである。
ストーリーも、最初に奴隷で呼び出されたというのは新しいが、そのあとの展開はそれほど変わったものではない。
このブログでは、プラネット・ウィズとか、天狼 Sirius the Jaeger はオリジナリティが無いので苦しい、という評価をしているが、この異世界魔王だって、オリジナリティというものはあまり無いように思える。
しかし、異世界魔王は面白いと思う。
単純に好みの問題だろうか?
プラネット・ウィズとか、天狼 Sirius the Jaeger には、異世界魔王のようなわかりやすい女の子のキャラクターは出てこないし、それに笑いも少ない。アクションも、異世界魔王のようなド派手なものはない。
というよりは、やっぱり主人公が強くて、その強さをいかんなく発揮しているところがいいのかもしれない。
それと、今回は、セリフが良かった。
ディアブロは、もともとはニートでコミュ力を欠いていて、普通の話ができないにも関わらず、魔王モードになると、ゲームで仕入れたセリフなのかどうかは分からないが、ここぞというところでグッと来るセリフを繰り出してくる。
『他人の共感など不要だ。好きなだけ苦労して好きなだけ努力して好きなだけ限界にぶつかり己の力で手にした成果を噛み締める。自分の決めた道なら他人がどう言おうが惑わされてはいけない。それが自由に生きるということだ』
これはかなりかっこよかった。今思えば、きっとニート生活をしながら課金しまくっている自分を正当化しているんだろうけど、いろいろと悩んでいるシェラを救う言葉になった。
それと、やっぱりアニメにはこういうディフォルメの画が欲しい。
こういうのがあると、シリアスな部分との幅が出てくるし、さらにシリアスな場面も行きてくるのではないかな。
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