深夜のランダム・ウォーク

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ゾンビランドサガ 第12話  最終回 感想  

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ゾンビランド・サガが、無事大団円を迎えた。

 

 

思い返せば、第1話では、主人公がいきなり車に跳ねられて宙を舞う、という衝撃的な展開からスタートした。

 

 

タイトルの「サガ」からは、ゾンビをテーマにした、SFチックなアニメがイメージされる。ところが、ゾンビな女の子を集めて「佐賀県」を救うことがテーマという、恐ろしいほどの斜め上なアニメであった。

 

かなりふざけたコンセプトではあるものの、シナリオは十分に練り込まれており、作画は終始安定していた。また、アイドルアニメとしての歌や動画のクオリティも高かった。

 

それと、今季は「ギャグアニメ」がかなり少ない中、このゾンビ達が繰り広げるドタバタ劇と、宮野真守さん演じる巽幸太郎は貴重な存在で、かなり笑わせてもらった。

 

何を目指しているのかわからない量産型アニメが多い中で、この「ゾンビランド・サガ」は、このアニメで勝負しようというスタッフの気概が伝わってくる良いアニメであった。

 

惜しむらくは、OPを除き、印象の残るような曲が少なかったところか。

まぁ、これだけ音楽があふれているこの状況では、インパクトのある曲をつくるのも難しいところではあるが。

だから、最後のアンコールは、OP曲にしたら盛り上がったと思うのだがどうだろうか。

 

という些細なことはあったものの、ほぼ最初から最後まで面白いアニメでした。

スタッフのみなさん、良いアニメをありがとうございました。

 

 

 

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