とにかく、このアニメは、作画が素晴らしいことこの上ない。
あとは、脚本がそこそこ良いものになれば、傑作アニメになること間違い無しといえる。
ただ、第2話をみた限りでは、作品の面白さよりも、違和感が強く残った。
まず、第2話の主人公は、第1話とは別人のようだ。
第1話では、コミュ力のない消極的な引きこもりだったのだが、第2話では、積極的に人にからんでいく上に、熱血キャラとでもいうべき状態に変貌していた。
ここは、何か心情的な変化を書くとか、それなりの根拠をもたせないと、違和感が残ってあまり物語に入り込めなくなってしまう。
それと、主人公のキメ台詞が「トサカにきたぜ!」って、ちょっと古すぎだ。
なんの脈絡もないし、不自然でもある。
脚本家の野島 伸司さんは名作ドラマの脚本家だ。
でも、アニメははじめてだから、少しアニメの脚本に不慣れなところがあるのだろう。
それと、57歳と若くはないから、センスもちょっと古くなっているのかもしれない。
次も観てみるけど、ここから面白くなってくれるだろうか。