深夜のランダム・ウォーク

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アリス・ギア・アイギス Expansion 第1話 感想 「憧れ」なら、それ相応の描写が欲しい

 

 TVアニメ『アリス・ギア・アイギス Expansion』は、ピラミッドとコロプラより配信されているスマートフォン武装カスタマイズアクションゲームを題材としたオリジナルアニメである。

 

 こういった、ゲームを題材にしたアニメというのは、だいたいがつまらないものになる。

 

 脚本が付け焼き刃というか急ごしらえなものが多く、結果として面白いものになるわけがないからだ。

 

 今回の第1話は、そんなに悪くなく、一応みられるものになっていた。

 

 ただ、ちょっと気になったのは、「憧れ」の対象が、それほど憧れるような存在にみえないことだ。

 

 こういう作品は、決して少なくない。あるキャラクターが、他のキャラクターにものすごい憧れるという設定があるんだけど、その憧れるキャラクターの魅力が乏しいことが。

 

 今回は、「比良坂 夜露」というキャラクターが高幡 のどかに憧れられる対象となるんだけど、比良坂 夜露のことがよく描かれないまま話が進むので、こちらとしては高幡 のどかが空回りしているようにしかみえなかった。

 

 見直してみると、冒頭で活躍していたのは、その比良坂 夜露だった。これは分かりにくいなぁ・・・比良坂 夜露自体、そんなに特徴があるキャラクターじゃないし。

 

 画はいいし、有名な声優さんがいっぱいだけど、はたしてここから面白くなってくれるだろうか。