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わたしの幸せな結婚 第2話 感想 キャスティングの妙

 TVアニメ『わたしの幸せな結婚』は、顎木あくみ氏による同名小説のアニメ化作品である。

 

 メディアミックスとして、高坂りと氏による漫画版がガンガンONLINEにて2018年12月から連載中。2021年には朗読劇が舞台上演されたほか、2023年には実写映画版が上映される。

 

 

 

 最近、これも多いパターンだ。

 

 なぜか迫害されてきたヒロインが、かなり評判の悪い男に嫁ぐことになる。ところが、その男はとんでもないツンデレで、ヒロインと徐々に心を通わせていく、というものだ。

 

 その類の中でも、「わたしの幸せな結婚」は、わりと丁寧につくられている方である。アニメが面白くなるかどうかは、アニメ化スタッフ次第。

 

 今のところ、作画の質は高い。脚本はずいぶんいじってあるけれど、基本的なところは抑えてあるようなので、なんとか許容範囲。

 

 かなり良いのが、声優さんのキャスティング。主人公の美世に上田麗奈さん、美世をいじめる悪役令嬢に佐倉綾音さんを当てたのは、なかなか素晴らしい人選だ。

 

 第1話は、みているのがかなり辛かったが、第2話は、そこそこ盛り返してきたので、みていて楽しい部分があった。

 

 ちょっと気になったのは、サービスに入れた(?)入力シーン。

 

 

 

 この時点の美世は、満足に食事を取らせてもらえず、やせ細っているという設定なのだから、胸の谷間はいらなかったし、肌のハイライトもいらなかった。

 せっかく、上田麗奈さんが、弱々しい演技をみせているのだから、逆効果だった。

 

 とはいえ、ここまでは、順調な仕上がり。今後の盛り上がりに期待する。