深夜のランダム・ウォーク

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かくしごと 第1話 感想 原作をアニメ化するならこのように

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 TVアニメ「かくしごと」は、久米田康治氏による同名マンガのアニメ化作品である。

 

 久米田 康治氏というと、「行け!!南国アイスホッケー部」や、「さよなら絶望先生」など、独特の世界観をもつ作品を送り出している、奇才ともいえる漫画家だ。

 

 「かくしごと」の原作を読んでみたが、この作品もかなり面白い。

 

 ギャグに相変わらずキレがある。

 そして、ただのギャグ漫画とみせかけて、突然親子の絆をぶっこんできて、ホロリとさせられる。

 

 そしてアニメの第1話もかなり良かった。

 漫画をアニメ化するなら、こうあってほしい。

 

 まず、作画が実に素晴らしい。

 演出も良いし、ずいぶん良いスタッフに恵まれたようだ。

  

 次に、主人公・後藤 可久士の声優に、神谷浩史さんを起用したことも良い感じだ。

 ナレーションは、もう完璧に化物語阿良々木暦

 かぶっているのを隠そうともしない。おそらく、狙ってやっているんだろう。

 

 神谷浩史さんがしゃべるたびに化物語が頭に浮かぶんだけど、意外に違和感はない。

 この仕掛は、成功といっていいのではなかろうか。

 

 言うまでもないけど、高橋李依さんの演技もさすがの一言。

 この声優さんは、ホントいろいろなキャラになりきれるのですごい。

 

 

 特筆すべきは、EDだ。

 歌詞に「かくし」が入っているからの起用なんだろうけど、曲の雰囲気が、ものすごくこのアニメに合っている。

 鮮やかな色使いの画もピッタリだ。

 

 

 それにしても、制作会社は亜細亜堂さんか。

 ここも、Aチーム、Bチームがあるんだろうか。

 

 この「かくしごと」クオリティはかなり高いのに、「本好きの下剋上の」出来は・・・まぁ、それは言うまい。

 

 問答無用で視聴決定!

 

 

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