○ストーリー、脚本
第2話の冒頭は、あまりに意外さにあっけに取られてしまった。
最近の深夜アニメは、どこかでみたような作品ばかりの中、デカダンスはオリジナリティに挑む意欲作といえよう。
ただ、奇をてらっただけではなく、ストーリーも構成もしっかりしている。奇抜さの中に、技術と経験が伴っている。
なにか、やってやろうという、スタッフの意気込みが伝わってくるようだ。
○キャラクター
カブラギの正体はデータ生命体(?)、そしてナツメは、システムに登録されていないバグ(?)らしい。
第1話ではあまり個性を感じなかった、カブラギとナツメだが、第2話で、一気に存在感が増してきた。
○声優
みんな上手です。特に問題なし。
○絵コンテ・作画、演出
この複雑な話を、わかりやすく説明できている。
アクションシーンの構図や迫力も素晴らしい。
○総評
これは、面白そうな設定だ。
今までに、みたことも聞いたことも無いような展開になってくれることを期待したい。