今回は、ライスシャワーがメインの回であった。
ライスシャワーは、ミホノブルボンの三冠を阻止したことで、ファンから心無い言葉をあびせられ、走れなくなってしまう。
美少女スマホゲームなのに、なかなか重たいエピソードを突っ込んでくるなと思ったら、これは実際の競馬でもあった話らしい。
マックイーンとテイオーとの戦いもそうだが、実際の競馬のエピソードを上手にアニメに落とし込んでくる、このあたりのセンスが抜群だ。
しかも、付け焼き刃的なものではなく、前々の話からその伏線が張られている。
スマホゲームのアニメと言うと、だいたいが適当に脚本が作られてしまうのだけれど、このウマ娘では、アィディアの含め方のセンスとともに、全体を通して脚本がしっかり練られていることが伺える。
ただ、ライスシャワーが走る気持ちを取り戻すシーンは、ちょっと弱い気もするが、まぁ、あまり重たくしても展開が難しいし、こんなところが無難かな。