第1話を経て、第2話は過去編であった。
まずは良いところ。
画はホント素晴らしい。ピアノのシーンもかなり力を入れて描かれている。
クラシック音楽が惜しみなく流れるので、そのあたりはみていて楽しい。
だが、ストーリーでは、世界観の説明が足りなかったり、その世界観の中でのキャラクターの行動がおかしかったりで、軽く視聴者が置いてけぼりになるような展開だった。
一つは、このコゼットが「運命」に生まれ変わる(?)シーン。
このペンダントがなんなのか一切触れられていないので、みているこっちとしては「?」となってしまう。
もう一つは、このD2とイベントの関係だ。
冒頭で、なんとかという組織がD2の危険性を訴えているのに、イベントをやってしまおうってのはいったいどういうことなのか。
みているこちらとしては、あまりに危険なイベントなんじゃないか?
という疑問が湧いてくる。
どうせなら、冒頭の組織が、「D2はすべて駆逐した!もう、世の中は安全だ!」と言わせておいて、実はそれは嘘だった、とかしたほうが面白かったのでは。
そこんとこ、どうなんですか、広井王子さん。