TVアニメ「異世界のんびり農家」が無事最終回を迎えた。
自分は原作の大ファンだ。
どんな感じでアニメ化されるか、楽しみであり、不安でもあった。
良い点はキャラデザ。そして作画。これは大変素晴らしかった。
良くない点は、原作のいいところを削ってアニオリを足しているところだ。
最終回はルーの出産を持ってくるという方針は悪くない。でも、ほとんどがアニオリのストーリー。
悪くなないけど、あんまり良いとも思えなかった。
なお、アニオリもいいところはいくつかあった。
エルフ達が田植えをするところとか、ぶどうを踏むところとか。
しかし、ぶどうを踏むシーンでは、いい歌も入っていい感じだったが、そこにヒラクも加わって台無しになった。
加えて、漫画にあった、「ヒラクは、やることはやる」あたりを、ばっさりカットしてしまったことは残念な限り。農業がテーマだから健全な路線にしたのかもしれないが、原作をここまで大幅に変える必要があったのかどうか。
きっと、脚本家の人とは、趣味が合わない。不徳のギルドを手掛けた、ティー・エヌ・ケーさんあたりが手掛けたら、もっと大人なアニメになったかもしれない。
などと勝手なことを書いてしまったけど、コロナ下で大変な中、最終回まで完成させた、関係者、スタッフ、声優のみなさん、大変お疲れ様でした。