深夜のランダム・ウォーク

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最強陰陽師の異世界転生記 第13話(最終回) 感想 荒削りではあったが面白かった

 

 TVアニメ「最強陰陽師異世界転生記」が、無事最終回を迎えた。

 

 最初見たときは、よくある量産型主人公最強異世界転生アニメか、と思ったのだが、話がよく考えられていたので、わりと楽しくみることができた。

 

 主人公のセイカは、前世で力をひけらかしすぎたので国の権力に殺害されてしまう。転生先ではその力を隠しながら、勇者を盾にして自分だけは幸せになろうと画策する。

 

 ところが、セイカはときおりタガが外れたように力を振るってしまう。特に最終回のキレっぷりはなかなか迫力があった。

 

 加えて、アミュは勇者で、それに対するセイカは魔王だという。ここで終わるのが残念なぐらいの伏線が残ってしまった。

 

 微妙だった作画も、最終回で質が上がったようにみえた。

 

 惜しむらくは、脚本が、原作の上澄みを救ったように、少し薄くなってしまったところだ。

 

 アニメは、コミックスで6巻ちょっとを13話に収めている。アニメ13話分は、だいたい5巻ぐらいが限度だ。このため、漫画を読むと分かるのだが、アニメでは大事なところを削っている。最終回のラストもなにか付け足しのようになってしまった。

 

 とはいえ、コロナで大変な中、最終回まで作り上げたスタッフのみなさんの尽力には頭が下がります。

 

 良いアニメをありがとうございました。

 

 できれば、続きがみたい!