深夜のランダム・ウォーク

深夜アニメについて語りたい




↓アニメ感想系ブログランキング
  にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ


最強タンクの迷宮攻略 第1話 感想 よくある異世界fireパターン

 

 

 TVアニメ「最強タンクの迷宮攻略」は、木嶋隆太氏による小説『最強タンクの迷宮攻略〜体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される〜』のアニメ化作品です。

 

 このアニメの基本的なプラットフォームは、異世界アニメによくあるテンプレートの一つです。

 

 そのテンプレートとは冒険者パーティの勇者もしくはリーダーから、使えないと判断されてパーティをクビになった冒険者が、実はレアな力を持っていて、大活躍するいうものです。

 

 このテンプレートには、大きな課題があります。それは、本当はかなりの実力を持っているのに、なぜクビになってしまうのかという理由です。

 

 これまで、多くの異世界アニメがこのテンプレートで話をつくられてきました。しかし、クビの理由に概ね納得できるものはほとんどありません。というか、このテンプレートを使ったアニメで、面白いものをみたことが無いような気がします。

 

 この「最強タンク」は、わりとがんばってる方です。鑑定スキルを持ってる人がほとんどいないため、主人公の実力が勘違いされてしまうというのは、なんとなく分かります。

 

 それはいいのですが、話が面白く無いですよね・・・初っ端で、主人公が立ったまま妹の妄想をするというのは、軽くヒキました。

 

 例によって、主人公がクビになったあと、若い冒険者と主人公がいっしょに旅をすることになり、魔物と戦うのですが、はっきり言って肩透かしを喰らいました。

 

 普通なら、主人公のスキルの片鱗を、ちょっとでも見せるべきではないでしょうか。若い冒険者達が、魔物から普通ならとんでもないダメージを食らうも、なぜか大丈夫。主人公は、自分のスキルをなんとなく自覚するも、確信には至らない。そのあと、ルナが鑑定スキルを持っていることを知り・・・ってなると、ちょっと面白くなるのでは。

 

 もしかしたらアニメ化スタッフによる改変かと思いましたが、ほぼ原作どおりでした。

 

 

 こういうところは、変えても良いんじゃないですかね。

 

 作画は比較的良いですが、特別良いというわけではない。話もイマイチとくれば、続けて見る必要は無いかな・・・。

 

他のアニメブログの感想↓