アニメ「ビースターズ」が無事大団円を迎えた。
動物を擬人化したアニメということだったので、最初はもうちょっとのほほんとしたストーリーかと思っていた。
ところが、いきなり殺人(殺動物?)は発生するし、メロドラマ顔負けの情事が出てくるし、血しぶきが飛び交うバトルもあり、いい意味で裏切られた。
根幹にあるのは、肉食動物と草食動物との関係。
そして、主人公の肉食動物レゴシが、草食動物ハルに恋をしてしまうことで、話がいい意味でややこしくなり、見ごたえのあるストーリーとなっていた。
作画も良かった。ビースターズは、フジテレビのアニメ枠「+Ultra」で制作されたものであり、それなりの資金が使われているためか、CGでつくられた作画は素晴らしくキレイで動きも良かった。
脚本も良かったし、アニメならではの演出も効果的。
今季、いや今年1年を含めても、かなり良い作品に仕上がったのではなかろうか。
レゴシとハルの関係はまだ微妙。
例の殺人犯はみつかってないし、ルイ先輩も消息も不明。
2期の放送が、今から楽しみだ。
アニメの続きは、第6巻から。