深夜のランダム・ウォーク

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かくりよの宿飯 第2話 感想

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(あらすじ)祖父の借金を働いて返すと宣言した葵。しかし、人間を嫌う天神屋の中では仕事が見つからない。最後に辿り着いたのは、鬼門中の鬼門と呼ばれる地に建つ庵であった。そこで、若旦那を務める九尾の銀次に食事処を開く提案をされる葵であったが、迷う間もなく本館で起こった天狗のお客との騒動に巻き込まれる。果たして葵は、あやかしの世界の老舗宿・天神屋で働き口を見つけることが出来るのか。
 
 
主人公葵が、ひょんなことから天狗の一番偉い人に料理をふるまい、それが「かくりよ」における葵の第一歩となる話。
 
葵が店を開くまでの過程を丁寧に描いていて、好感が持てる話になっている。原作小説のレビューをみると評判は悪くなく、こういったところが人気の理由と思われる。
 
だがしかし、アニメの出来は、正直平均的なものとなっている。
 
意地悪く粗を探しているわけではないが、作画の不安定さが目につく。
また、原作をただ動画にしているだけ、という感じがいなめない。
 
画が動いて声と音楽が加わればアニメだが、これだけアニメが量産されている状況下でBDやグッズの売り上げを図ろうとするのなら、もっと他の作品との差別化を図るか、クオリティを上げていく必要がある。
 
この話で重要なところは、葵がつくる「宿飯」が、いかに天狗に受けいられれるか、というところだと思う。 が、このアニメでは、なぜかさらっと流してしまった。
  
食戟のソーマみたいに天狗を脱がせとは言わないが、葵のご飯をバカにしている天狗が、一口食べるなり表情を変え・・・というような、もう少しアニメ的な表現であったり、メリハリがほしいと思う。
 
色々と物足りない点は、あるが、東山奈央さんの等身大の演技がみられるという点では貴重なアニメなので、もう少し視聴を継続する。
 
 

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