聖女の魔力は万能です第1話感想　無難なアニメ化が良いのです

　TVアニメ『聖女の魔力は万能です』は、橘由華氏によるライトノベルのアニメ化作品である。

　藤小豆氏によるコミカライズも展開中。

　小説は未読だが、コミックスは非常に面白い。

　ストーリーはよくある主人公チート系だ。

　主人公セイの成長と活躍の話を丁寧につむいでおり、作画もストーリーに合わせたように丁寧につくられていて非常に好感が持てる作品になっている。

　個人的な評価では、湯水のごとくあふれる異世界ものの中で、頭ひとつ抜けた存在だ。

　原作の良さは申し分ないので、あとはちゃんとアニメ化されるかどうか。

　はたして、第１話は、期待に違わぬ良い出来であった。

　ディオメディアさんは、漫画などを原作としたアニメ化については良い作品を生み出しているので、あまり心配はしていなかったが、さすがのクオリティだ。

　作画は、他の作品と比べて突出しているというわけではないものの、人物、背景、小物などの作画は実にキレイで、動画の動きも悪くない。

　ストーリーはほぼ原作準拠で、原作の面白さを問題なく味わうことができる。

　無難ともいえるが、下手にアニオリが多めになって、変な作品になるよりははるかにマシだ。

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石川由依さんの声と演技、超素晴らしい。

イメージぴったり。

これは、楽しめそうだな。

深夜のランダム・ウォーク