○ストーリー、脚本
戦士になるため、ボロボロになりながらもカブラギの特訓に付いていくナツメ。
まだ力のない主人公が必死でがんばる姿は、どんな作品でも良いものである。
最近は、なんの苦労もなく力を得ていくアニメがあるけれど、やっぱりこういう話の方が面白いし、視聴者にも共感を得やすいのではなかろうか。
○キャラクター
がんばる主人公ナツメ。
それを見守るカブラギ。
あれ、気がつけば、この二人は王道の師弟キャラクターではないか。
○声優
みんな上手です。
特に、例の特訓で悪戦苦闘するナツメを表現豊かに演じた楠木ともりさんの演技が素晴らしかった。
○絵コンテ・作画、演出
作画のクオリティにも文句なし。
特にアクションシーンの構図が鮮やかに切り替わるところとか、それでいて見やすいところとか、絵コンテの担当者や、作画班の素晴らしい技術とセンスを感じる。
○総評
キャラクターの成長を丁寧に描きつつも、話の根幹や謎があり、すごく魅力的な作品に仕上がっている。
ここから、どんな展開をみせてくれるか、すごく楽しみである。